第143回『柏子所貝塚と麻生遺跡について』
講演会 第143回市民おもしろ塾
2024年3月16日(土)10:30~11:30
『柏子所貝塚と麻生遺跡について』
講師:加藤 竜氏(秋田県立博物館副主幹)
能代には、縄文時代晩期の遺跡が多数存在しています。
柏子所貝塚では人骨8体をはじめ、副葬品としての貝の腕輪や動物の骨から制作した矢じり等が出土。
貝塚により土が中和され人骨が保存されたとのこと。
また、二ツ井町麻生遺跡の国重要文化財の土面の特徴から実際に顔につけたものではないのではと推測されました。
約100名の受講者は、古の遺物を見たりその説明を聞いたりしながら、地域の歴史ロマンに思いをはせたことでしょう。