第171・172回「木都能代の未来を考える!!」
【能代木材産業連合会と市民おもしろ塾の共催】
2026年3月5日(木)14:00~16:20 第171・172回市民おもしろ塾
会場:能代市文化会館 中ホール 入場料:無料
「木都能代の未来を考える!!」
~行政から、そして能代出身者からの提言~
講演①14:00~15:00
「森の国、木の街の実現に向けて」~森と木の国・秋田から~
講師:箕輪富男(林野庁東北森林管理局長)
講演②15:10~16:10
「木都能代への期待と木材産業の未来」
キーワード:主役と脇役、過去と未来、未来への選択肢
講師:小川孔輔(法政大学名誉教授)
司会:秋田県立大学・木材高度加工研究所
工藤佳代 助教
平日にも拘わらず約100名の受講生のご参加を得ました。
(スタッフ含む)
講演①では、東北森林管理局 箕輪局長の資料に基づく丁寧な説明がありました。
例えば、今、木材自給率が上昇している理由(=国産材利用の意義)として
1 人工林が成長し、森林資源が充実→人工林お整備や木材利用が進む=森林と地域が元気になる
2 環境意識の高まり。特に、地球温暖化防止対策→森林は二酸化炭素を吸収し、木材は炭素を貯蔵=地球が元気になる
3 人に優しい社会の実現→木材は快適な生活・職場空間を創出=人が元気になる
など、豊かな森林資源を未来へしっかりつなげるためには、「植えて、育てる」に加え「使う」ことの大切さを力説していました。
講演②では、小川先生が木都能代の歴史のから説明し、中国木材を例に挙げ、堀川社長は日本の林業の弱点として出材が不安定で価格変動が大きい、苗不足で伐採計画に支障を来している、不十分な林道、作業道の整備などを指摘されているそうです。
【提案と結論】
中国木材能代進出を「チャンス到来」と考え、中国木材を主役に据える。
「秋田木材」の再来である今、素材ではなく、完成品をクラフト的に作る町に変わっていく。
そして、「木材の裾野産業の育成」として実用的なクラフト樽(ワイン、日本酒醸造用)、最終加工品(サウナ、趣味の小屋)で販売事業、ホームセンターのリフォーム市場の開拓を提案されました。
また、日本フローラルマーケティング協会会長としての知見から気候変動により能代が球根、特にチューリップの産地になる可能性についても指摘していただきました。
可能性を秘めたままにしておかない、実際に目に見える形のムーブメントを期待したいと思います。














